卒業生の活動

岩下葵さん(2016年卒業 山梨・小学校)

 子どもたちは日々、さまざまな刺激を吸収し、成長しています。一分一秒がかけがえのないもので、とても大切なものだと感じています。そんな日々の中で、教材研究から生徒指導まで、大学時代に学んだことが今の職に役立っていることは、言うまでもありません。

 大学時代は、学校教育について学びました。中には、専門と異なる内容の講義もありましたが、現場には本当にさまざまな子どもたちがいて、大学で学んだことが、全て生かせていると思っています。

 今は、小学校低学年を受け持っています。子どもたちがお互いの個性を認め合い、笑顔で通える学級をつくっていきたいです。

箕浦麻樹さん(2014年卒業 岐阜・小学校)

県外の公立小学校の教員になってようやく一年になろうとしています。最初は戸惑いもありましたが、先輩方のアドバイスや子どもたちの笑顔のおかげで、楽しく充実した毎日を送っています。

学生時代は図画工作科と他教科を関連付けた小学校の授業開発の研究をしてきました。図画工作科の学習を通して、ただ楽しいだけでなく生活と密接に結び付いた学習活動ができるようにしたいと考えたからです。この目標はまだ十分に達成できていませんが、子どもたちとともに学びながら目標に近づいていきたいと思っています。



山田麻衣子さん(2007年卒業 山梨・小学校)

 学生時代は、学校教育について、さらには図画工作、美術教育について学びました。他教科に比べ実践演習が多い教科であり、絵画・塑像・工芸など多岐にわたって学ぶことができました。共に学ぶ学生もお互いを尊重する関係にあり、自分が学びたいことに集中して取り組むことができる環境がありました。

 現在教師として働く中で、教科や様々な活動を通して、人を育成するという責任を強く感じています。自分自身が学ぶ姿勢を持ち続けることが大切だと感じています。悩みながらですが、子どもたちの笑顔に支えられ、これからも努力していきたいです。

鷹野敦貴さん (2012年卒業 山梨・中学校)

 大学では、講義を通して教育に関する専門的な知識を身につけ、そこで学んだことを教育実習や教育ボランティアなどの場面で実践することができます。生活面においては、同じ道を志す仲間に出会うことができ、共に悩み考え、ときには切磋琢磨して、互いを高め合うことができました。

 現在、私は県内公立中学校で教員をしています。日々、子どもたちが成長していく姿を近くで見ることができる点にやりがいを感じています。子どもが自身のもつ力を最大限に伸ばすことができるような授業づくりを心がけています。

四條朋恵さん(2013年修了 山梨・高等学校)

学生時代は、絵の制作に特に力をいれてきました。毎日アトリエに籠って制作に集中することができました。制作した作品は、ゼミの先生の計らいもあってグループ展や個展で発表させていただき、多くの方に観ていただくことができました。展覧会などでは様々な方と出会うことができ、作品のことだけでなく、絵を描くことの意味や生き方も学ばせてもらいました。

私は現在、県内の私立高校で教師をしています。日々、生徒たちから学び、生徒たちと一緒に問題を解決していくことで自分も成長しているのを実感しています。


堀内佑華さん(2015年卒業 東京学芸大学大学院 進学)

 私は、他専攻から再入学した経緯もあり、入学する直前は不安で仕方がありませんでした。しかし、山梨大学に入学してから、その不安は嘘のように消え去りました。

 なぜなら、この大学で出会えた人や学びによって、表現すること、学ぶことを心から楽しみながら探求できたからです。

 学部時代に、作り、学び、そして、悩み続けた月日は、今の自分にとってかけがえのない宝物です。

 少人数の教育学部だからこそ人を育み磨く環境があり、その中で領域の垣根を超えて、多くの先生方にご指導を賜りました。

私にとって、その経験を次の世代に生かしていくことが夢でもあります。

 

 現在は、大学院に進学し、教育実践とデザイン思考について学んでいます。その中で、連続性のある学びのカタチをデザインするべく学校・地域・家庭といった教育環境の調査を行っています。

 「学ぶこと、表現することは、楽しい」

 

 その成功体験をより多くの子どもや大人が得られるよう、今後研究を生かしていきたいと思います。


鹿山卓耶さん(2015年卒業 筑波大学大学院 進学)

 山梨大学では、美術教育を中心として、美術全体にかかわる理論や実技など幅広く学びました。その中で私は彫刻分野に興味を持ち、木彫や金属彫刻(ブロンズや鉄)、塑造や石彫など様々な技法を知り、作品制作に取り組みながら、つくる喜びやおもしろさ、難しさなどを感じることで、美術について深く学ぶことができました。また作品発表やワークショップなどを通して、子どもからお年寄りに至るまでのたくさんの方々とかかわれたことは、座学だけでは得られない、人とのかかわりにある美術の素晴らしさをより実践的な学びとして得ることができた有意義な経験でした。

 

 卒業後は筑波大学大学院へ進学し、より高い専門力を身につけることを目標として彫刻制作を中心に表現の追求とその可能性について研究しています。これまでの経験や学びを生かし、誰かの役に立てるようになりたいと思っています。