美術の先生になるには

 山梨県内外の教員採用試験を受けて合格すれば、美術の先生になることができます。[梨大美教]の多くの先輩たちも教員採用試験を受けて、県内外の先生になっています。また、大学からの推薦制度を設けている自治体(教育委員会)や私立学校ごとの採用もあります。小学校の先生は、基本的にすべての教科を教えます。小学校の先生になって、図画工作の教育研究に取り組んでいる先輩も多くいます。教育実習の体験や自分の勉強を通じて、どの年代の子どもたちと関わりたいか一人一人が真剣に考え、進路を選択しています。

 

 学校教育課程では、教育実習、教育ボランティアの活動によって学生時代に子どもたちの教育に関わる体験ができ、専門科目によって教育や教科の内容を深く学びます。[梨大美教]の拠点であるL号館の1階には教職支援室があり、情報提供やセミナーなどの支援が受けられます。

 

[梨大美教]では、美術科教育学の先生が丁寧に教員採用試験の勉強会を指導してしているので、他の教科の学生も参加して一緒にがんばっています。4年生で教員採用試験に合格しなくても、期間採用によって経験を積みながら勉強を続けた人の多くが1年後、2年後に合格しています。もちろん他の進路や大学院に進む人もいます。